今日のTMはちょっとおもしろかったのでマッチレポートを書いてみようかと
対戦相手はU15はT2の上位、去年のU13選手権はノックアウト進出、そして、去年の夏休みの招待大会で直接対決をして負けている、格上のチーム
さらにお互いU14選手権を備えてはじめの2本は30分ハーフの試合形式で
トレーニングマッチというか、テストマッチとった感じでしょうかね

4番選手も午後に英検の試験があるにもかかわらず、早退してでも出たいと片道1時間半かけて60分プレーして英検に向かいましたw
そう、大事なテストマッチとは言え、中学生、4番の他にも英検の受験で欠席がいて、ベストメンバーを組めたかどうか?というとちょっと微妙ですが、今日も3−4−3でスタートでした
あっ電車を乗り間違えて遅刻した20番はスタメンに入りませんでしたw
上から
39−15ー9
11ー8−10−4
18*ー5ー2

18*は1年生の選手が入っています、18番が欠席、20、21番が遅刻(21番は英検ですw)

相手チームのスタイルというと、うーん、あえて言うならうちのチームに近い感じがありましたね、フィジカルやプレスでゴリゴリくる感じではなく、ボールを繋ぐことや複数人の連動やポジショニングを大事にする感じですね、ただ攻撃のスタイルはちょっとちがって、ボールを動かしながらトップのスピードのある選手の裏を狙う攻撃がメインって感じでした

さて、キックオフ
いつも立ち上がりが不安定なんですが、この試合は相手がDFラインでしっかりボールを回してビルドアップっていうスタイルだってので、3-4-3のフォーメーションはハマってましたね
このフォーメーションの一番の意図は高い位置からプレスをかけて、高い位置から攻撃を開始するということですが、DFラインのボール回し3枚でプレスをかけれるので、相手もなかなかボールをはこべない
相手陣地でのプレーが増えているなか、前半にPKを奪取
20番が遅刻だったので、9番が決めて1−0
そのあとも相手陣地でプレーする時間が多く、ペースを握りますが、トップのスピードのある選手のカウターから失点をしてしまい1−1。この前にも同じような決定的な形をつくられるのですが、GKのファインセーブでしのいでいました、相手はこちらの3バックのスペースをつくカウンターが効果的な攻め方だと踏んでいたのかもしれないです
同点においつかれるも、前線からのプレスは効果的でビルドアップからのボールを4番と15番が挟んで奪い、そのボールを9番につないでゴール
2-1で前半終了
3−4−3の高い位置からのプレスのおかげで相手の陣内でプレーをする時間が多くつくれたのがよかったですね
後半開始、前半のペースはかわらず、開始早々からチャンスを作ります
が、、、、、、開始早々の4番、10番、9番の決定的チャンスをことごとくはずすすと、ちょっとながれが変わります、相手は3バックのせいでできたスペースに対してボールを放り込むようになり、ちょっとづつ押し込まれてきます
で、ここからがこの試合の興味深いところで、まずは39番と20番を交代
20番は遅刻してきたので、戦略的か?というとそういうわけではなさそうですがw
この段階でフォーメーションは
15ー9
20
11ー8−10−4
18*ー5ー2

というかんじ
アップが足りなかったのかw20番はいつものよりゲームにうまくはいれず、状況はそんなに変わらない
ディフェンスの強化で18*に変えて3番を投入
が、あまり流れは変わらず。。。ここでベンチから指示が
15番に変わって7*番(1年)を投入、同時にフォーメーションを4−4−2に変更
20ー9
7ー8−10−11
3ー5ー2−4

という布陣に変更、残り時間は守りつつ、20番9番に攻撃はまかせるということですね
4バックにして守りは少し安定してきますが、流れはなかなか変わらない

最後は、フリーキック、コーナーキックのセットプレーを守り切り2−1で勝利

格上相手に内容もまずまずの試合だったと思います
この試合で見えた課題と収穫をかいてみようとおもいます

まずこの試合で一番気になったところは2−1で折り返して優勢だった後半の10分間
4番のシュートにはじまり、10番のバー直撃、9番のおしゃれヒール空振りなど、決定機を3度もはずしてしまいました、どれか1本でもきめて3−1にしていたらゲームプランは大きくかわっていたとおもます、結果なんとか守り切りましたが、2−1で勝っていつつ押せ押せの状態なのに1本のカウンターや、セットプレーで失点してしまい同点になると一気に流れがかわる可能性があったので、あの10分で確実に1点をとっておいきたかったですね、そりゃいつでも得点は欲しいでしが、ゲームの流れのなかでこの1点は大きかったて言うものはありますからね、実際相手コーチは前半の終わりぐらい2−1の段階で「3点目とられると負けるぞー」と選手たちに言っていましたしね

次に3バックの弱点、4バックにくらべてスペースを与えやすいので、裏抜けのボールに対しての処理がシビアでしたね、昨日の試合でも失点決定機はセットプレーをのぞいてすべて裏抜けのスルーパスでした
対策としては、ラインコントロールの徹底、ボランチやSHのスルーパスの出どころへの危機管理、GKのポジショニング&連携ってことになるとおもいます
中盤を厚くした分、最終ラインが薄くなるのは、まあ当たり前ですから精度を高めるしかないですね

課題の最後のはU13の選手たち、召集されたの18番と7番、2人も体格、フィジカル、テクニックにすぐれていておそらく練習をしていても全く見劣りしないどころか優れている部分もあるんだろうなぁとかんじる良い選手たちです
なんですが、ゲームの中にはいると、ちょっと判断の悪さなどが目につくんですよね
18番はセンターバックで出場していたんですが、ボールをもらったときのロングボールを蹴り出すファーストチョイスが多すぎたように感じました、1つ上の学年しかも3バックなんで、蹴り出したい気持ちはわかんなくもないんですが、おそらく最適解でないロングボールを選択してると感じるプレーが何度かありました、あとは2人も、守備の出足がどうしても遅れている感じがします、これは単純にスピードがないということではなく、予測ができていないんだと思うんですよね、まあこれはしょうがないと思います、というのも今のチームで1年間かけて連携やボールのとりどころっていうのは、チームのなかで共通認識があって、こういう時はここで・・・みたいなのは、U13の選手たちにはまだ理解しきれていない部分があると思います、出足がおくれるので中途半端な軽い守備になってかわされる、というシーンが何度かあったんですが、彼らはこのまま経験をつんでくれれば解消していけるとおもいます

さて、課題ばかりではなく良いところも
まず、3−4−3ですが、ここ何試合かをみていてもチームにフィットしてきていると思います
プレスの位置が高いのでしっかりとプレスが効いていれば相手陣地でプレーする時間が増えて、ボールをうばった後、すぐに攻撃に入れる機会が増えました、前の人数も多いので攻撃パターンも増えてきています。そして何よりも前線、中盤の7枚の選手も、状況において組み合わせを変えれる選手層になったというところは大きいと思いますね、もちろん怪我で出場できない選手も出てくるかもしれないという部分でのリスクの回避になりますが、コンディションが良い選手、相手との相性を良い選手を選べるということもある程度はできるんじゃないでしょうか

次に複数フォーメションを使い分けれるようになったこと
去年から3バックはTMで試していたことはあったんですが、ほとんど機能せずにほぼ全試合といっていいほど、4−2−3−1をとっていた思います
今日の試合残り10分で3−4−3から4−4−2に変更して「のこり時間しっかり守る」という明確なメッセージがベンチからでました、結果なんとか守り切ることができたのは大きいと思います
試合の状況、流れをみてフォーメションで戦術を切り替えれるようになったのは大きな収穫じゃないかとおもいますね
これを可能にした大きな要因は、8番がユーティリティプレーヤとして成長したこと、4番がSHでもSBでもプレーできるようになったこと、18番&15番のポストプレーができるようになったことなんじゃないかなぁと感じます

大会目前で調子はよくなってきているように感じます、おそらく今週末にTM来週末本番という形になると思うんですが、しっかりと調整して本番に望んでほしいです